こんばんは七転八倒です。
先日。来年度から息子が通う幼稚園の
1日入園なるものがありました
1日入園といっても実質は制服の採寸や備品の購入等々
我々の事務的な用事がほとんどだったのですが
その中でひとつだけ息子に携わるものがありました
それは
面接。
「お子さまだけ2階で面接を行います」
紙面にはそうかかれていました。
お子さまだけ。親は1階で待っていて子供たちだけ2階に引率され軽い面接を行うというものでした。
これは大丈夫な子は大丈夫だろうし泣く子は泣くだろう
泣いてやまない子はお母さんが呼ばれて2階まで行くとの話で
息子はどっちに転ぶか分かりませんでした
大丈夫なような気もするしママも一緒にと主張するようにも思えました
「先生に呼ばれたらママから離れて2階へ行くんだよ」
私は前もって何回か息子に説明しました
分かっているのか分かっていないのか息子は何にも応えませんでした
そうして息子と座って順番を待っていると、突然息子は「ママ手って!」といって私の手を強く握りました
やはり不安なのでしょう。こりゃ離れるとき少々手こずるかもしれないと思いました
「はーい猫さんチーム2階に行きましょう」いよいよ先生に呼ばれたその時
息子は勢いよく立ち上がりました。
一瞬逃げ出すのかと思ったくらい勢いよく前へ出ると
先生に手を引かれる前に2階を目指しずんずんずんずん階段をのぼり出したのです
まるで息子が皆んなを引率するかのように。
階段の途中で一瞬チラッと私のことを見ると再びずんずん進みやがて私の視界から消えて行きました
10分か15分かそれくらいして面接は終了しそれぞれ帰ってきました
またしても息子は2階から一番乗りで降りてきました
手には
報酬のクッキーを下げて。
私の元へ帰ってきた息子はどこか自身に満ちているようにも見えました
私は息子を抱きしめました
まるでなんてことないこと。
だけど
それは私たち親子の絆や成長が垣間見える瞬間であったことは確かでした
その日いつものようにコープて買い物をしていったのですが
帰りに息子は尻もちをつき持っていたネギの頭が折れると
号泣しました
「ネ、ネギとれちゃったぁああああ!!!」
そのまま泣きじゃくりながら家に帰るとそのまま寝てしまいました
いつもならそんなことでは泣きません
きっとその日は息子なりに戦っていたのだ
その緊張が解けた時涙が止まらなくなってしまったのでしょう
こんな小さなことに胸が揺さぶられる
そんな日々です。
またね!
- 2016/12/06(火) 18:00:07|
- 35歳で出産&子育て
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気持ちが伝わって嬉しいです😆
何も言わなずに腹をくくる息子のあの感じ、竹田哲士にそっくりです(笑)
- 2016/12/07(水) 19:35:58 |
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- 美弥子 #-
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