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魚眼日記

その女、七転八倒につき

8月17日(金)彼女の娘ちゃん

こんばんは七転八倒です。

ぼくのこころ。




息子が彼女に会うのは久しぶりで




かつて東京の一等地にある彼女の家に何度も泊まった記憶は成長と共に潰え





彼女がこの夏我が家へ遊びに来ると聞いても





「知らない。あお、ここかちゃんがいい」





と同じ東京でも仲の良い従姉妹の名前を出す始末。




別段期待をしていなかった息子のこころを





たったの3日間で彼女は持ち去った




最終日に泣いて泣いて泣いた




富士川楽座で泣いて




車の中で泣いて




はま寿司で泣いて




最終的に天に向かって泣いた




それから3日間会いたいと呟く




恋か!!!!!!!!!!!




このとりこまれるような魅力は一体何だろう。





彼女のママと私はかつて一緒に芝居をしていたことがある




といっても同じ舞台に立つことがあっただけで生活水準や容姿スタイルは雲泥の差




彼女が煌々と輝く月なら私は地を這うナメクジのような生活をしていた




いつだったか人に心を閉ざし過ぎていた私を彼女は誘った




「しゃぶしゃぶ食べに行かない?」




家賃を滞納しまくっていた私にしゃぶしゃぶを食べる権利はなかった




彼女は私の分までお金を払い豪快に肉と野菜を食べまくった




それから私たちは私的に会うことはなく、それぞれの世界で生きていた





ある時彼女が出産したという話を聞いた




友達の結婚パーティーで数年ぶりに再会した彼女は相変わらず美しく誰よりも目立っていた




「赤ちゃん、おめでとう」
「ありがとう。写真みる?」
「うん」




そう言って彼女が携帯のカメラロールから生後数ヶ月の娘の写真を見せてくれた





その瞬間私の思考回路は止まった





何かの冗談かとも思った





彼女の娘の顔の半分は黒かった





「アザを持って生まれてきたんだ」





巨大色素性母斑ー。





それが彼女の娘の生まれつき持ったあざの名前でした




まだ子育てとは無縁の世界にいた私には到底理解することのできない出来事でした





今思えばあの時彼女はまだ深い闇の底にいたのかもしれない





それから数年後私たちはお互い一児の母として連絡を取り合うようになり





子連れで再び再会を果たすのでした。





私たちは子供らを寝かしつけると夜通し話をした






産後うつに陥り絶望の淵にいたこと




他人の視線とこども達の無垢な言葉に傷つけられたこと




這い上がるのに2年かかったこと






彼女は洗いざらい私に話してくれた




彼女は娘のあざを消すために奔走しありとあらゆる情報と知識を得て




成長に合わせて手術のための入退院を繰り返し





今かつてのあざはどんどん消えていく




だけど彼女はこう言うのだ




「私気づいたの。





本当に大切なのはあざを消すことよりもね





彼女の心を養うことなんだ」





この言葉を私は一生忘れない





子育てをしていると勘違いしてくることが多々ある





本当に大切なのは心を養うこと。





原点だろう。





彼女の娘は世界一天真爛漫で




とても人懐っこく




スペシャルキュートで




バイリンガルな




誰よりもファンキーな女子になりつつある。




会うたびに美しくなるママ譲りの容姿も





そのふざけたオモローも




とてもじゃないけどかなわない





ここらにはいない





そら息子も心もってかれるわ。



そうして私はこの話を何人もの子育て中の友達に聞かせるのだ





いつか





私は吉原で子育てライブをする




そのとき




彼女をスペシャルゲストで呼ぼう




そうしよう。




夏休み全く更新できていない私が今日




何故こんな長文を書くことができたかって?




それは





今日ばあばが長男坊を連れ出してくれてるからさ!!




次男坊昼寝中!




次は間違いなく夏休み明けになるでしょう




皆さま良い夏を




またね!

  1. 2018/08/17(金) 13:45:15|
  2. 35歳で出産&子育て
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