魚眼日記

その女、七転八倒につき

3月29日(水)臨月旅行ちゃん⑥

こんばんは七転八倒です。

母になる。



「3ヶ月くらいで保育園に預けて芝居やろうと思う」


妊婦だった頃私はそんなことを言ってよく母に渋い顔をされていた


「よく考えて」


考えたって分かるはずもなかった


私はまだ母親になっていなかったのだから。




2日目にやってきたのはここ小田原こどもの国公園わんぱくらんど



富士市から日帰りするには億劫だけど箱根からなら車で20分と行きやすい



私の大好きな富士山こどもの国と船橋アンデルセン公園を足して2で割った感じですこぶるいい!



がしかしそこはやはり3連休の中日



園内は全国から集まった親子で溢れかえっていました。



満車と書かれた駐車場の看板を軽く無視して車を乗り上げると
おばさんあるある



係員のおじさんが慌てて満車だと制止に出てきました



おじさんはおばさんに道路に戻るように誘導しましたが



後ろは車がビュンビュン走っていて中々戻れずシビレを切らしたおじさんは



「奥に一つ空いてるところがあるからそこに停めて!」



謎の隠れ駐車スペースをおばさんに明かすのでした



なに隠してんだオルァ!!!
奥さん落ち着いて



いやぁ無理矢理乗り上げてみるもんですね



園内に入るとすでに沢山の親子で賑わっていました



入園料が無料なんでそこは絶賛したいのですが



問題は入ってすぐの広場が¥100¥200の乗り物コーナーになっていることです



壮大な自然と遊具でダイナミックに遊ばせたい我々大人に喧嘩売ってるわけです



当然息子も引っかかるわけです



燃やしてやろうかぁぁああ!!!!!



貴様らショッピングモールはゲームコーナーの室内で収まってろや外に出てくんなやぁあああ!!



やっとのことで園内を走る汽車の切符を購入した我々。



しかしそれも並んでいてすぐには乗れません



待ってられっかなー



と今にも¥100機関車トーマスへ走り出しそうな息子を横目に並んでいると



「だから言ったんだよ混んでるって!」
「そうだけどさ」
「なんで買ったんだよ本当によぉ」
「リナが乗りたいっていうからいいじゃん」
「相当待つぜこれ、もーー」



待てない旦那さんが切符を購入した奥さんにネチネチネチネチ文句を垂れていました



小学生らしきリナちゃんは大人しく並んで待っていました



息子はあっちへ行ったりこっちへ行ったりチョロチョロ走り周っていました



「買わなきゃ良かったんだよもー!」
「いいじゃん別に待ったって」
「歩いたって行けんだからよー」
「今日はリナのために来たんでしょ」



リナちゃんは大人しく並んで待っていました



息子は私にグミをせびりにきてはまたあっちへ走っていきました



「なんで買ったんだよもーー!」
「もういいじゃん買っちゃったんだから!」
「この時間が本当無駄だわ、もー!」




黙れクソがぁぁあああああ!!!!!!!



お前の意味もなくループしている愚痴の方がよっぽど無駄で胸くそ悪いわ!



並んでる30分間の間5分おきに愚痴るんでデジャブか?かと思いました



星の王子さまに叱咤してもらいたい大人の典型ですよ



奥さんとリナちゃんは旦那さんが愚痴ってる30分の間



目に見える文字を逆さに読んで会話したり、手遊びじゃんけんゲームをして待ち時間を有効に使っていました



その待ち時間を無駄にしているのは己自身だということに気づかず愚痴続ける頭の固い大人よ



無駄にしたという結果にばかり執着し先へ進めぬ大人よ



損したから何だ?



発想力と想像力を駆使すれば無駄なことなんてないのだ



自分のこどもに学びなさい。



息子にグミをせびられながらおばさんは思うのでした



やっとのことで汽車に乗り込み息子を膝に乗せ壮大な景色に身を委ねていると



後ろで先ほどの家族が仲睦まじく笑い合いキャッキャッと写真を撮ったりしている



そう、それが家族よね。




どんなに醜く言い争ってもまたすぐに笑い合える
それが家族。



おばさんは息子を縦横無尽に公園で遊ばせヘトヘトになりました

初めてポニーに乗りたいと言った息子。
乗せられてる感が半端ねぇな



早めに帰ろうと15時には車に乗り込んだ我々はこの時



よもや渋滞で帰宅に4時間も要するとは思っていませんでした
ギャーーーー



色々ありましたが



忘れられないふたり旅と相成りました。



息子よ



こんなおもしろい未来が待っているなんてあの時の母さんは知らなんだ。


おしまい!
  1. 2017/03/29(水) 14:28:51|
  2. 35歳で出産&子育て
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3月26日(日)臨月旅行ちゃん⑤

こんばんは七転八倒です。

息子。


いなくなったらたぶんもう生きていけない


だから


守ろうとする強大な力が働く代わりに


失ったときの脆さは甚大だ


つまり母は


強みと弱点を同時に持つことになるわけだ。


旅行といえど起きる時間はいつもと変わらず6時半。
もー寝癖がなー



朝風呂を済ませ寝癖を直したら朝食を求めて外出だ



あらかじめ調べていた小洒落たベーカリーカフェまで車を走らすこと20分



美味しいパンとコーヒーでお腹を満たして2日目スタート



とか目論んでいたらカフェが長蛇の列



皆んな考えることは同じよね



途中まで並んでみるものの刻々と迫るチェックアウトの時間



更には忍耐力のない息子が店内を走り回り出したのでギブアップ。



空腹のまま再び車に乗り込み旅館に戻りました。



無駄に朝から空腹ドライブ40分しただけというね


これぞ素泊まりあるある!



結局チェックアウトを済ませ車だけ駐車場に停めさせてもらい



湯本駅前の土産屋が立ち並ぶ通りで土産を買いながら試食の饅頭を食い散らかすという



小洒落たベーカリーでとるはずだった朝食は湯本駅近辺のお土産屋の試食という結果に相成りました



これぞ素泊まりあるある!
ねーよ



息子は大好きな煎餅にありつけたので満足の模様。




どうでもいい話ですが



惜しみなく試食を出している店が大好きです。



特に箱根は昔からそうでした



食いしん坊なので鮮明に覚えていますよ。



ケチくさい試食を出している店は嫌ですね



店員さんが常に張っていたりカケラしか残ってなくて全然補充されていなかったりね
買えや。



その点箱根の店は違う!


ぎっしりと詰まった饅頭達!


完全放置の店員さん達!


試食に群がるお客達!



タダで腹を満たすのにはもってこいなのです
奥さん趣旨がずれてるよ



というわけで無事に腹を満たし箱根を出発



つぎに我々が向かった先は小田原。



つづく-。

大和旅館最高。

  1. 2017/03/26(日) 23:09:59|
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3月24日(金)臨月旅行ちゃん④

こんばんは七転八倒です。

旅館の玄関にはくまがいる。



星の王子さまミュージアムを出て時間も時間なので宿に戻らずそのまま夕食へ向かった我々



「ハンバーグのお店とカレーのお店どっちがいい?」

「あおカレーがいい」



あらかじめ目をつけていたカレーのお店に直行。



「箱根かれー心」
かれー屋の入り口にはロボットがいます。



息子の背後にあるのはスターウォーズのフィギュアです

一年前はこんな風に向かい合って食事をすることなんてできませんでした



一緒に飯を食う



ただそれだけ。



ただそれだけのことなのにこんなにも幸せな気持ちになるのは何故だこの野郎



そういえばある先生が言ってた気がする



成長とともに共有できる喜びが増えていくのだと。



平和にカレーを食べてるかと思いきや



「座ってうんちがんばる」
「しー!しー!」


カレー屋でうんことか言っちゃ駄目だろうが!!



突如便意を催したた息子



想定内だぜこの野郎!!



息子を連れトイレに猛ダッシュ



箱根のかれー屋で見事なうんこを無事投下したとこういうわけです。



帰りにお店のご主人が息子に無料でスーパーボールクジをさせてくれました



ガラス玉のようなまっ透明のスーパーボールを手に入れ大満足でお店を後にした我々。



いやーカレーは美味しいしお店の人は親切だしうんこしたのにスーパーボールまでもらっちゃってほんとすんません!



さぁ、あとは帰って風呂に入って寝るだけだ



めでたしめでたし。



と思ったのもつかの間



帰りに寄ったセブンイレブンで尿意を催した息子



トイレはあるものの並んでいた・・・



「でちゃったーーーー!」



一瞬にして息子の足元からオシッコが店内の床を這っていきました



想定外だぜこの野郎!!!



何も知らない酔っ払った大学生らしきナイスガイが息子のオシッコの上で華麗にステップを踏んでいる



おい。君。



君。頼む。息子のオシッコエリアをこれ以上拡張しないでくれナイスガイ!!



お店の人に謝り事情を説明すると



「そすか、やっときますよ」



と言ってモップでサササーっと掃除してくれたのですが



おお。大丈夫か?忙しすぎてただの水かなんかだと思ってはいまいね?



あまりにもオシッコに引っかかりなく掃除をしてくれたので感謝と不安が入り混じりました



いやー湯本のセブンイレブン様!
ほんとすみませんでした!!!



そして息子の牛乳と私のアイスを買ってお店を出たところ



先ほどかれー屋でもらって大事に手に持っていた透明のスーパーボールを



息子は落としてしまったのです。



ポーーーンポンポンポンポンポンポンと道路に跳ねていき



排水溝の鉄柵の中に落ちていきました。



息子は号泣。



しばらく嗚咽が止まらないほど泣きましたね



スーパーボールでこんなにも泣けるこの瞬間を忘れまい。



ようやっと宿に戻り風呂に入って一息つけました



小さいけれど貸し切りにできてちゃんとした温泉なのでむしろ子連れにはうってつけ



先ほど買った牛乳と私のアイスを食べ満たされたのか



息子は9時前に眠りにつきました
どういう寝方なんだ!



私も23時前には眠くなり息子の布団に潜り込みました



しかしなぜだか



急に涙が出てきて



布団の中でシクシクおばさんは泣くのでした



なぜ泣くのか



もうすぐ幼稚園だからか?



君の成長のめまぐるしさに?



もう二度とないこの瞬間にか?



わからない。



ただ愛しくて愛しくて涙が出るのだ



もうすぐ弟が産まれて



私の愛はきっと弟にも注がれるだろう



だけど今は君が一番愛しいのだ



これは本当のことだから。



その事実をつたえたくて母さんは君と旅行をしたのだ



こんなふうに二人で。



つづく。
  1. 2017/03/24(金) 23:58:10|
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3月22日(水)臨月旅行ちゃん③

こんばんは七転八倒です。

まほう。



大事なのは何処へいくかではなく誰といくか



何をするかではなく何を感じるか


昔からそうなのです。



旦那を新富士駅まで送りそのまま箱根まで車でぶっ飛ばすこと90分
ぶっ飛ばさないでください



連休初日にもかかわらずスムーズに箱根湯本まで着いたものの



箱根湯本から旅館まで本来数分のところ30分も要してしまいました



渋滞と迷い道でな!!



ここ車入っていいのか?っつー細すぎる道に
勇気を出して入ってみるとようやく辿り着けたのでした
勇気を出さないと大和旅館まで着きませんよ奥さん



息子を促しトランクを持って入り口に殴り込むと
殴り込まないでください



なかなか風情がありますね



「いらっしゃい~ささこちらですよ」



奥からおばあちゃんが出てきて名前も聞かれぬまま部屋へ通されました



ね、素敵でしょ



荷物を置いて早速出かけることに



くねくねすぎる山道を車でぶっ飛ばすこと20分
ぶっ飛ばさないでください





星の王子さまミュージアム




ここへ行きたいがために1週間ほど前から子供用の星の王子さまを読み聞かせていたのですが


あるんだねぇこういうのが。



息子は全く興味を示さず洗脳失敗



絵本とは関係ないフライパンで一番テンション上がっていました



星の王子さまには色んなキャラクターが登場します




国民が一人もいない星の王様。



褒め言葉にしか耳を貸さない自惚れ屋。



お酒を呑むことを恥じそれを忘れるために呑む飲み助。



自分が所有している星の数を数え続ける実業家。



時間がきたら灯りをつけたり消したりする
規則にとても忠実な点灯夫。



自分の机から離れたことのない地理学者。



おとなは数字や現実的な考え方をする。

いつの間にか

子供のように独創的なものの見方を忘れ

規則的で単調な考え方をし、地位や名誉や賞賛に固執したりするわけだ。



おとなって変わっているなと王子さまは思う。





ほんとにそうなのよそう。



子供といると根本から覆されることが多いこと多いこと


柔軟に生きたいものですな。




友達になりたいなら僕を手なづけてよ




10年くらい前にも星の王子さまミュージアムに来たことがあるのですが



あの頃よりはるかに響くのはおそらく



私が子育てをしているからだろう。



つづく!
  1. 2017/03/22(水) 22:44:31|
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3月21日(火) 臨月旅行ちゃん②

こんばんは七転八倒です。

ふたり旅。



思い立ったのは月曜日だったし、生憎その週末は3連休ときたもんだ



今から宿がとれるわけがないだろうが



とれたところで1泊数万もする高級旅館だろうが



そこで私は兼ねてよりお義母さんから聞いていた裏ワザを使ったのでした



その土地の旅館組合の加盟店一覧を探し出し直接電話で予約をとるという方法で



ネット予約が主流になった昨今逆にこの方があっさり取れるという話なのだ



もちろんネット予約できるホテル、旅館は除外して



ホームページすらない旅館を発見し早速電話したところ



「空いてますよ」


ビンゴォォオオオオオ!!!!!!



「素泊まりのみで¥6500です」



素泊まり大歓迎!!!!!



同じ旅行客で混み合うなか時間に縛られながら元をとれたのかを気にするバイキングよりも
お前だけだろ



地元の小さなお店でカレーが食いてぇ!!



「3歳の子供がいるんですけど」
「布団が一つでよければお代はいいですよ」



っしゃぁぁああああ!!!!!




池袋家賃¥27000風呂無しトイレ共同生活13年が染み付いた私はそもそも




1泊1万2万する宿がどうも落ち着かない。



かつて私はミラコスタ1泊の値段が自分の家賃一月分を超えていることに驚愕したこともある。




世の中の女子という女子が皆んなお洒落で素敵な宿に泊まりたいと願ってると思ったら大間違いだ



私のようなボロボロの宿を好む女子もいるのだ!
女子っつーかおばさんだがな!



布団があって寒くなければいいのだ



というわけでおばさんは一発でその宿に決めた



大和旅館。



友達に大和ってのが2人いるんでね、ちょうどいいすよ
関係ないだろ


みてくださいこの外観!



看板がなけりゃただの古い民家ですよ




最高だぜ!!!



さて



おばさんと息子の珍道中のはじまりはじまり~



つづく!
  1. 2017/03/21(火) 13:33:29|
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